だれも健全な教えを聞こうとしない時が来ます。
この聖句を用いて、自分と違う聖書理解や信仰に対し意見を述べられる方を時折お見かけいたします。
自分の知る教えこそ健全な教えだと信じる事は、その方の信仰の支えとして必要な事だと思います。
オジさんの信仰も、オジさん個人の聖書理解に支えられています。
これが書かれているテモテへの手紙は、使徒パウロから後進のテモテくんへ宛てた個人的手紙💌です。「牧会書簡」とも言われ新しいリーダーを育てる為の教科書📖として初期の教会で回し読みされました。
テモテ個人宛ての手紙ですが、聖書全体をひとつの文脈として見たときに、わたし個人への神様からの語りかけと受け取る事も出来ます。
Ⅱテモテ4:2〜5
御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい。とがめ、戒め、励ましなさい。忍耐強く、十分に教えるのです。
だれも健全な教えを聞こうとしない時が来ます。そのとき、人々は自分に都合の良いことを聞こうと、好き勝手に教師たちを寄せ集め真理から耳を背け、作り話の方にそれて行くようになります。 しかしあなたは、どんな場合にも身を慎み、苦しみを耐え忍び、福音宣教者の仕事に励み、自分の務めを果たしなさい。
『だれも健全な教えを聞こうとしない時が来ます。』は『御言葉を宣べ伝えなさい。』と『自分の務めを果たしなさい。』に挟まれています、御言葉を宣べ伝え自分の務めを果たす際の自分へ宛てられた注意事項です。
文脈から見るときに『だれも健全な教えを聞こうとしない時が来ます。』は、他者に向けて用いる聖句では無いとオジさんは思うのです。
ご理解頂ければ幸いですが、この箇所を引用する前に、ご自分に向けて問うて見ては如何でしょうか、自分に都合の良いことを話そうとしていないかと...
これもまた、オジさん個人の聖書観の押し付けと言う自己矛盾....
このテモテくんへの手紙は、次のような書き出しで始まります。
キリスト・イエスによって与えられる命の約束を宣べ伝えるために、神の御心によってキリスト・イエスの使徒とされたパウロから、 愛する子テモテ(あなた)へ。父である神とわたしたちの主キリスト・イエスからの恵み、憐れみ、そして平和があるように。
『御言葉を宣べ伝えなさい。』
『自分の務めを果たしなさい。』
そしてこの手紙は次のように締められます。
主があなたの霊と共にいてくださるように。恵みがあなたがたと共にあるように。
オジさんからも、読者のみなさまへ。
主があなたの霊と共にいてくださいますように。
主の恵みがあなたがたと共にありますように。🙏
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