クリおじさんの迷える聖書勉強

クリスチャンおじさんのブログです。 独学による聖書の学びや、信仰生活のアレコレ

前にも後にもない 患難期後携挙説

最近SNSで『患難期前携挙説の動画は沢山あるけど後携挙説の動画は見かけないので前携挙説の方が信憑性がある』や『後携挙説の根拠を聖書箇所から示してください』と言った投稿やコメントを見かける事がありました。

この様に考える方は患難後携挙説の基本を誤解しているか、知らない人と思われます。

携挙って何?って方は、先に過去記事をお読み下さい。

と言うわけで久々の投稿は、あまり見かけない患難期後携挙説についてです。

(ホント久々💦)

以降適時 後携挙説 前携挙説 とさせて頂きます。

患難期後携挙説の説明

そもそも後携挙説の説明をしようとしても後携挙説なんて説がないのです。

❓❓

後携挙説の説明記事や動画を見かけないのも当然です 説が無いのですから

後携挙説患難期の後に携挙があると言う考えではありません!

後携挙説患難期の後に再臨があると言う考えです

患難期のにもにも(聖書に載っていない単語の)携挙は無いと言う考えです。

ですから

患難期後携挙説とは世界の終わりに起こる患難期の前に(聖書に載っていない)携挙があると主張する患難期前携挙説に対して出来た言葉と言えるでしょう。

 

「そちらが患難期前携挙説って言うならこっちは後携挙になるのかなぁ~」って感じですね。

但し 世界の終わりキリストが天から再臨される際に、信者が天に上げられる事は起こると考えます。しかし、天に上げられることよりもキリストの再臨に焦点を合わせます。天に上げられる事はキリストの再臨の際に起こる事のいくつかの事象の中の一つでしかありません。

「あなたの言う携挙って、終末の患難の最後に主が再臨される時起こる信者が天に上げられる事ですか?」って事

患難期後天に上げられる説 や 再臨は一度説… う~ん

当たり前ですが患難期後再臨説となってしまいます💦

(キリストが患難期の最後に再臨されると言う考えは殆どの終末観に共通です)

便宜上、今後も患難期後携挙説と言う言葉は使う事になると思いますが…

1テサロニケ4:16~17
(再臨の際に起こる事)
合図の号令がかかり大天使の声が聞こえて、神のラッパが鳴り響くと、主御自身が天から降って来られます。すると、キリストに結ばれて死んだ人たちが、まず最初に復活し、それから、わたしたち生き残っている者が、空中で主と出会うために、彼らと一緒に雲に包まれ引き上げられます。このようにして、わたしたちはいつまでも主と共にいることになります。

携挙なんて言葉を聞いたことが無かったクリスチャンの方は、恐らく感じていると思います。たぶん、あなたの持つ終末観が患難期後携挙説と言われているものです。

携挙を教えない殆どの教会も後携挙説の立場に立っていると言えるかもしれません。

(過去主義や万人救済説など一部違う終末観の方もいらっしゃるかもです)

後携挙説の根拠を聖書箇所から示すなら

先の1テサロニケ4章をはじめ、前携挙説の方が携挙の事が書かれていると主張されている聖書箇所の殆どを、後携挙説では主の再臨を含む終末の事と捉えています。

それだけでなく前携挙説の方が再臨の事が書かれていると言う箇所も然りです。

以下は使徒ペテロの説教の一部です、後携挙説の根拠の聖書箇所と言えばここが一番かも知れません。

使徒 3:21
このイエスは、神が聖なる預言者たちの口を通して昔から語られた、万物が新しくなるその時まで、必ず天にとどまることになっています。

もし貴方が前携挙説の方でしたら携挙の事が書かれていると思われている聖書箇所を再臨の事が書かれているとしたらと言った目線で読んで頂ければ後携挙説の持つ聖書解釈が少しは見えてくるかもです。

悪魔の証明

悪魔の証明を求めると言う言葉があります

『【ないこと】の証明は、【あること】の証明と比べ非常に困難。 なぜなら【ある】ことは、一例を挙げるだけで証明できるものの【ない】ことは、その定められた範疇を全て調べ尽くさなければならず、悪魔的に困難で実質それは不可能だ』というもので悪魔が証明するとか悪魔の存在を証明するという意味ではありません。

携挙が【ない】と考える後携挙説携挙が無い事の証明を聖書箇所から求めると言うのも、この悪魔の証明を求めている事になります。

オジさんには携挙の聖書箇所だと言われている範疇全てを調べ反証する事は非常に困難であるとご理解下さい。

むしろ携挙が【ある】と主張される前携挙説の方こそ、反証に対する反証をする必要があると思うのですが、個人的記憶ではネットでもリアルでも反証と言うより自説の主張しか頂いたことがありません。

議論にならず平行線かどちらかの言い逃げみたいになるのが常ですね。

最後までお読み頂きありがとうございます。

長い間更新せずに「もしかして携挙された?」とご心配をおかけしたかもしれません、今回の記事は、患難期後携挙説 患難後携挙説の検索を意識しての投稿です。次回はいつになるか期待せず思い出して頂ければ幸いです。

下に過去の前携挙説の反証記事を載せておきます…

コメントなど頂けると励みになるかもデス

おまけ

因みに後携挙説 前携挙説の他に患難期中携挙説と言うのもあります。

患難期中携挙説

後携挙説からは「再臨前にイエス様が2回も3回も来られるなんて聖書の何処にも書いてないぞ【来臨複数回説】はあっちいけ😤

前携挙説からは「前携挙説以外は全て間違い、間違い説はあっちいけ😤

って仲間外れにされがちな可哀想な子です。

携挙は無い、携挙は間違いのオジさん的には、前携挙説中携挙説も携挙があると言う考えで一緒やん …てね

画像の著作者:Freepik

明記なき場合、聖書は新共同訳を引用しています。

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