残暑お見舞い申し上げます。
まもなく秋祭りのシーズンになりますが、今年はコロナ禍で夏祭りも軒並み中止でした... 秋祭りはどうなる事でしょう。
ラッパの祭りで吹かれる角笛
聖書には神様が命じられた、秋の例祭(記念日)が3つ登場します。
イエス様や弟子達も守っていたこの祭りは、現在も🇮🇱 イスラエルで安息日と記念日として守られています。
1.ラッパの祭り
ヨム・テルーアー
9/18日没~20日没まで
2.大贖罪日(だいしょくざいび)
ヨム・キプール
9/27日没~28日没まで
3.仮庵の祭り(かりいおの祭り)
スコット
10/2日没~9日没まで
ユダヤ暦は日没から1日が始まる太陰暦なので、これらの祭りは西暦での日付が毎年変わる移動祝日となります、記載の日程は2020年のものです。
レビ記23章で神様が直々に命じられたのですから主の例祭は、神様を信じる者にとって、他の祭りとは違う特別な祭りだと言えるでしょう。
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レビ記 23:23~36
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9月なのに第七の月? これは神様が(出エジプト12:1で)決められた一年のはじめの月『ニサンの月』から7番目の月と言う事です。
ニサンの月はイスラエル人がエジプトから脱出した月であり、それを記念する過越の祭りが行われる月です。
神様が命じられた祭り
過去記事でも少し触れましたが、イエス様が人としてこの世界に来られるより遥か昔に 神様が決められた祭りには、どうやら神様の人類救済計画のメッセージが 込められている様なのです。
春の祭り(既に成就した計画)
レビ記 23:5~22
過越しの祭り(過越祭)
ぺサハ
新しい契約、イエス様の十字架による贖い
種無しパンの祭(除酵祭)
シャブォット
パン種(罪)を除いた生き方の勧め
ヨム・ハ・ビクリーム
シャヴオート
連続する祭りの過越祭と除酵祭は、合わせてひとつの祭りとされる事が多いので、除酵祭は『成就した』と言うよりも、イエス様の十字架による贖いによって現在も与えられている、罪の無い生き方の勧め(教え)だとオジさんは考えてます。
秋の祭り(これから成就する計画)
レビ記 23:23~36
ラッパの祭り ヨム・テルーア
イエス様の再臨の際に吹かれるラッパ(マタイ24:30)
(患難期前携挙説では、携挙の時に携挙される人だけに聞こえるラッパを示唆する)
大贖罪日 ヨム・キプール
再臨の後に起こる、神の裁き(ヘブライ9:27)
神様の裁きと、人間の悔い改め
(ユダヤ人と異邦人を区別する教えでは、ユダヤ人(イスラエル人)のみの民族的悔い改めを示唆する)
仮庵の祭り スコット
祭りの8日目にきよめの集会が行われます、完全数7の次に来る8という数字は、永遠を示唆する数字∞なので、永遠の御国に入るまでの仮の住まい『千年王国』を含む神様のご計画の完成を示唆していると思います。
(千年王国を認めない教えでは、この様に全ての祭りとメシア預言をこじつける考え方はしないみたいです。)
患難期前携挙説では、マタイ24:30のラッパは再臨、1コリント15:52と1テサロニケ4:16~17のラッパは携挙の時のラッパと解釈しますが、オジさんは、どの箇所も同じ終末の時の事が書かれていると解釈しています。
この聖書の祭りと神様のご計画をリンクさせる解釈は、指導者によってもマチマチの様です。
この記事を書くに当たって、色んな方のブログ等を改めて読んで見ましたが、同じ患難期前携挙説でも、何を示唆するのか微妙に違ったり 曖昧だったりして、代表的見解として紹介するは些か難しいかなぁと思いました。
オジさんの考えも患難期後携挙説の統一された解釈ではありません。
あくまでもオジさん個人の解釈ですが、
神様が『神の民』(ユダヤ人)に与えた、『神の民の律法』が、神の子供、キリストの花嫁(どちらも神の家族)である(ユダヤ人も含む)私たち全ての人への『神の家族の家訓』でもあると自分のモノとして受け取る時、それが神様と人類との関係修復の約束(人類救済計画)でもあると思えば、ワクワクしませんか。
アダムとエバが罪を犯して直ぐに、何千年も後のイエス様による救いを示唆した様に、何千年の前の祭りの命令の中に、まだ見ぬ未来の事が示されているとしたら。。。
オジさんが信じている、永遠の中に住まわれる神様ってスゲェーってワクワクが止まらんのです。
キリスト教では、春の祭りのイースター(初穂の祭り)やペンテコステ(7週の祭り)は祝うのですが、あいにくユダヤ教の秋の祭りとリンクする記念日がありません。
神の家族に与えられた約束として、これらの祭りを意識しながら過ごしてみては如何でしょうか。
今年のラッパの祭りは9月18日の日没に始まります。
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参照聖書箇所
出エジプト12:1
エジプトの国で、主はモーセとアロンに言われた。 「この月をあなたたちの正月とし、年の初めの月としなさい。
1コリント15:52
最後のラッパが鳴るとともに、たちまち、一瞬のうちにです。ラッパが鳴ると、死者は復活して朽ちない者とされ、わたしたちは変えられます。
黙示録10:7
第七の天使がラッパを吹くとき、神の秘められた計画が成就する。それは、神が御自分の僕である預言者たちに良い知らせとして告げられたとおりである。」
ヘブライ9:27 28
また、人間にはただ一度死ぬことと、その後に裁きを受けることが定まっているように、キリストも、多くの人の罪を負うためにただ一度身を献げられた後、二度目には、罪を負うためではなく、御自分を待望している人たちに、救いをもたらすために現れてくださるのです。
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