「この月をあなたたちの正月とし、年の初めの月としなさい。
出エジプト12:1,2
謹んで新年を喜び、お祝い申し上げます。
新年最初の投稿ですが、いきなり年末のお話から入ります。w
12月31日を大
晦日(おお
みそか)と言いますが、大
晦日の
晦という漢字には、月が隠れて見えなくなる月隠(つごもり)と言う意味があります。
- 月が出ないこと。ひと月の最後の日。みそか。つごもり。「晦日」
- 暗い。暗くする。見えなくする。くらます。「晦冥(かいめい)・韜晦(とうかい)」
日本の旧暦は、
新月を月初めの日(1日)とする月の満ち欠けを基準とした
太陰暦でした。
月が隠れる「晦」が、およそ30日周期だったことから、“月の最終日”を
晦日(
みそか)と呼び、一年の最後の日を大
晦日(おお
みそか)と呼ぶようになりました。
正月や一月二月、睦月などの旧暦の一部にも月🌛の漢字が使われているのは、その名残でしょうか。(しらんけど。。。)
実は、『聖書の暦』も
新月を月初めの日(1日)としているのをご存知ですか?
ただし聖書では、1年の初めの日(元日)は春頃の
「出エジプト」の日(過越しの夜/
新月の夜)です。暗闇に紛れて、エジプトを出て行ったのですね。
そして
「出エジプト」を記念する
「過越しの祭り」の月が
一年の初めの月(アビブの月)です。
日本人の祖先は
ユダヤ人であり日本人こそ真の
ユダヤ人と考える「日ユ同祖論」では、
お正月の起源を
「過越しの祭り」と考える方もいるそうです。
どちらも新年の門出のお祝いです。
「過越しの祭り」では祭りの前に、パン種(
酵母)が残らない様に大掃除をします。
日本では、お正月の前に大掃除をします。
「過越しの祭り」では祭りの前に、パン種(
酵母)を入れない種無しパンを焼いて
過越しの祭り」の日に食べます。
日本では、お正月の前にお餅をついて、お正月に食べます。
稲作
文化の日本での種無しパンはお餅だとか....
(餅は膨らむけど...)
「日ユ同祖論」は、さておき...『聖書の暦』つまり
『神様の暦』では、1年の初めは春頃の
「出エジプト」の日(過越の夜/
新月の夜)
アビブの月の第一日から始まります。
従って、今年(2021年)の正しいお正月アビブの月の第一日は
3月27日土曜日です。w
*「アビブ」とは「春/緑の穂」と言う意味
*現代イスラエル🇮🇱 の 次の新年は、捕囚時代のバビロンの影響を受けた西暦の9月6日です。
そんな訳で、少し早い?ですが本年も宜しくお願い致します。
満ち始めの三日月(3日目の月)
満月(
十五夜 / 15日目の月)
欠け始めの月
新月(月の初めの日)