分厚い聖書、何が書いてあるのでしょう?全部読んだ事あります?
今回は聖書全体の裏設定、伏線回収をオジさんの目線で説明するね。
オジさん それ系の学校には行って無いので、真面目かつ正確に学びたい人は、聖書、何で検索して下さい。
(以前、ユースのメッセージの為に作った原稿をブログ用に加筆リライトしました。)
はじめに
聖書って神様がいるって大前提で書かれているから、そのテイで読まないと、ナゼ?って思う事たくさん。
反対に神様がいるテイで読むと、神様なら仕方ないかぁ、だって神様だもんなぁ、って納得?ガマン出来る。
というわけで
旧約聖書
昔々あるところに神様がいました、この神様なんでも知ってて何でも出来る神様(全知全能)で絶対的存在、唯一無二のホントの神様です。
絶対的に正しい神様です、(神の義)神様がシロと言えば問答無用にクロもシロにならなければいけないくらい正しいのです。だって神様だもんなぁ
どうです凄いでしょう、もっと凄いところ沢山あるんですが、それらを引っくるめて聖書では「神の栄光」と言ってます。
神の栄光の一つに「神の愛」があります、コレすっごい愛です。だって神様だもの
あるとき神様は、ご自分の凄さを表す為、そしてこの愛を与える対象として人間を造ります。もちろん住む世界を準備してからね。(箱庭ゲームとアバターをイメージして下さい)
すっごい愛を注いで、「神様すげぇ」「神様ありがと〜」「神様大好きー」って賛美、礼拝して貰う為です。
わたしの名で呼ばれるすべての者は、 わたしの栄光のために、わたしがこれを創造し、 これを形造り、これを造った。イザヤ43:7新改訳
そうです神さまは、ご自分の為に人間を造られたのです。神様だから仕方ないかぁ
人間は、神様を賛美礼拝する為に神様によって造られたのです。
でも「神様大好きー」って無感情で繰り返し言われても虚しいだけなので、考えて決めた上で「神様大好きー」って言って貰う為に、人間に選択の自由(自由意志)を与えました。(単純なプログラムとAIの違いかな、その比じゃ無いけど)
『自由意志を与えて造った』のでなく『自由意志で神様を選ぶ様に造った』のです。
それは、完璧な世界でした。だって完璧な神様が造ったからね
ある時、昔造った天使の失敗作「サタン」が『自由意志で神様を選ばない様』に人間を誘惑しました。無垢な人間はまんまと騙されます。(アダムとエバのお話です)
聖書の罪ってのは、この『神様で無い方』を選ぶ事、無視する事です。
罪のヘブル語、元となる原語には、的外れって言う意味があります。
神様は、正しく無ければいけないので人間の罪を赦す事は出来ません。その反面、人間を愛さなければなりません。ご自分でそう決めたから....
神様は、人間に赦してあげる方法を一つだけ与えました。
それは、代わりに血を流すものが必要だと言う内容です。(なだめの供物)
(聖書は血は命だと書いています。)
罪を犯して自分が裸だと知った人間に、神様は動物の皮の着物を与えられました。
主なる神は人とその妻とのために皮の着物を造って、彼らに着せられた。
創世記3:21口語訳
短い聖句です、直接書かれてませんが初めて血が流れた出来事です。
世界が出来て初めて命が失われました。死です。
それはアダムとエバにとって、私たちが初めてペットを亡くした時に感じたショック以上だったと思われます。
この罪を「赦してあげる一つだけの方法」は動物の生贄(なだめの供物)の儀式としてその後の歴史の中でも守られていきます。
この時の罪は許されましたが、世界には罪が入ってしまったのです。
そこには完璧な世界では無くなった罪の世界が残りました。
(天地創造物語とアダムとエバの失楽園の話は色んなところで読めるのでここではあまり触れません)
罪を赦す方法が一つだけってひどく無い?
方法が、生贄って、血って厳しく無い?って思うかな?
これは、神様側の譲歩(愛、優しさ)なんだよ。
人間の「これをするから許して下さい」ではなく 神様の「これをしたら許してあげる、それ以外は認めない」なんだ。神様だから仕方ないかぁ
万引き犯が「あやまるから許してください、でも商品は返さないよ」は通らないよね、たとえお金払うって言っても、許す見逃すはお店側が決めること。
赦す、赦さないの主導権はあくまでも神様の側にあるってお話ね。
その後の聖書のストーリーの殆どは次の繰り返しです、
神様を忘れる(無視する、逆らうなど)ー怒られるー悔いて改めるー赦されるーまた神様を忘れる
そのほかに、神様の正義の基準の十戒と法律とか、家系図とか退屈な箇所もあるけど全部意味があるみたいだよ。
例えば、「神様はモーセに〇〇と言った」「モーセは民に神様は〇〇と言われたと言った。」
この〇〇の箇所が実に長い、それでいて同じ文章、「モーセはそう民に伝えた」でよく無い?
これって、モーセが神様の言葉を忠実にそのまま伝えたと言う意味で大切なことらしい。
そのほかに、詩集や物語、歴史書や預言の書など色々あるけれど、
ざっくり言うと旧約聖書ってのは、神様の凄いトコ色々と、 神様が人との関係をガマン強く再教育しながら、自分がどの様なお方であるか、そして
罪が許される方法は只一つだよ、って事を繰り返し教えながら
私が神だよ、私をもっと知ろうとしなさい。
人と神様の関係を完成させる為にメシア(救い主)を送るよ
それはこんな人だよ(メシア預言)待ってなさい
だけど、君たちは受け取らないよ、知ってるよ
でも、それは次の計画につなげる為になるよ
送るよ (次の計画=ユダヤ人の為の救いから全人類の為の救いへ)
と言う事が書かれています。
この旧約聖書を使ってイエス様たちは、神様を信じるように宣教しました。
新約聖書
旧約聖書の最後の書が書かれてから約400年後(空白の400年)
旧約聖書に書かれていたメシア預言を全てクリアしたイエスさま登場です。
(一人の人物が300以上もあるメシア預言を全てクリアする確率は、天文学的数字になるくらいあり得ない確率だそうです。)
イエス様送ったよ、この子神だからね
でもみんな信じないよ。それは罪だよ。
罪が赦される方法は一つだけだよ。
だから次のイベント発動です(十字架)刑
(旧約で)言ってた方法と同じだよ。(なだめの供物)
いやそれ以上、完成系だよ。(復活と昇天)
だから、これを信じたら(受け取ったら)、赦される事確定です。
この方(聖霊)も神様だよ
信じた人は、(聖霊)を受け取ったって事だよ。
(聖霊)が一緒に居てくれるようになったよ。
神様(聖霊)が一緒に居てくれる人と神様との関係はこうだよ。
神様(聖霊)が一緒に居てくれる人はこうなるのさ。
あとは、弟子たちに任せるから。
黙示録ってなんか大変そうだけど、イエス様信じてたら大丈夫さ。
ナンダカンダあるけど、最終的に神様(聖霊)が一緒に居てくれる人は、
(自由意思で)「神様の栄光を表す」事を選択するのさ
結局は最初の計画通りさ!
だってその為に造ったんだから。
だから、神様の事をもっと理解しようとしてね。
自分が悪いって反省して、謝ったら赦してあげるから
無視しないで、「神様すげぇ」「神様ありがと〜」「神様大好きー」って賛美礼拝してね。まっ最終的にそうなるけどね。
これが新約聖書ね
救いと福音
「イエスさまが私たちの罪の身代わりに十字架に掛かって下さった。」ってよく言われているけど、これ分かりやすくする為にかなり省略しているんだよ。
その為に「私たちの身代わりに刑罰を受けてくれた」って誤解されたイメージになってしまっているけれど、正しくは『私たちの罪に対する、神様の怒りをなだめる為に供えられる、なだめの供物の子羊の代わりに死なれた』???もっと簡単に言えば、「あなたの身代わりの生け贄の子羊の代わり。」なんですよ。
救いの道がイエスキリストだけ。って言うのは永遠に変わらない神様が、アダムとエバに約束した「赦してあげる一つだけの方法」の完成形だからなんですよ。
そして福音も罪を赦される事が福音みたいになってるけれど
本当は、天地創造時の「完璧な神様との関係に戻れるよっ」て事が福音の真の意味じゃ無いかとオジさんは思ってる。
その為にイエス様が地上に来られ十字架に掛かられた(以下略)を福音って言っても間違いでは無いんだけどね。
と言った人類救済計画と言う裏設定と伏線は回収されてると言うお話でした。
そしてこの神様による人類救済計画、実は、先の天使の失敗作「サタンとその手下達」を一斉処分するする為の計画でもあったのです。(ここは妄想ね)
そう言うこと考えながら聖書読むと楽しいよ、あと神様って在るから!
すべてのものは、神から出て、神によって保たれ、神に向かっているのです。栄光が神に永遠にありますように、アーメン
ローマ11;36 新共同訳
ちょうどひとりの人によって罪が世界にはいり、罪によって死がはいり、こうして死が全人類に広がったのと同様に、――それというのも全人類が罪を犯したからです。
ローマ 5:12 新改訳
すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、 ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです
ローマ 3:23 ,24 新改訳
わたしたちは主を知ろう、せつに主を知ることを求めよう。 ホセア 6:3 新共同訳
わたしのために造ったこの民はわたしの栄誉を宣べ伝えよう。イザヤ43:21 新改訳
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